本社深田池工場は平成19年11月に新工場を増設し、これに伴い工場排気を回収・再利用する装置を完備いたしました。またこの装置により回収した排気をガス処理設備により再燃焼させることで工場内動力等への再利用を行っています。
平成19年に竣工した新工場では積極的に環境負荷低減をするために雨水使用にも取り組み、工場で使用される飲料用以外の水使用に雨水を貯蔵し利用しております。
本社深田池工場
本社深田池工場は、昭和51年に完成、稼働を開始した頃から時代に先駆け、無公害、環境保全、省資源を目的にプランニングされ今日に至っています。千本にものぼる木々と数百トンの庭石からなる日本庭園を持つ “公園工場”は昭和56年には愛知県指定環境緑化モデル工場に指定されています。環境には特に配慮がなされ、各種排水処理システムが設置されています。
食品や各種工業製品に採用されている軟包装資材等の産業資材は、その役割が終わると同時に廃棄物となります。これらの原料は石油由来による物が圧倒的に多く、環境問題や、処理時のエネルギー消費による更なる環境負荷の問題を抱えています。
DAISANは石油代替としての素材を利用した、「生分解性プラスチック」や、印刷時に使用するインキついても「生分解性グラビアインキ」をご提案しています。
DAISANの製品製造時には、加工する上で各種のプラスチック廃棄物が発生します。これらの発生量の増加も環境負荷の大きな要因となります。
このような問題への対応として、製造部門は製造ロス発生量の削減目標を掲げて取組んでおります。また、やむを得ず発生する廃棄物に関しても、各種プラスッチク種類に分別回収し、容易にリサイクル可能な状態にするよう取組んでいます。
各種包材や工業資材を製造する際に、お客様の要求される製品性能を達成すると同時に、ラミネート製品の構成変更や新素材によるプラスチックフィルムの薄肉化などをご提案し製品による環境負荷軽減にも務めています。
より良い製品を提供する事と、環境を守っていく事は企業の使命でもあります。これら企業責任を果たしていく上で、各種条例や条件への対応も求められております。「容器リサイクル法」への申請や、工場廃水や廃棄にも細心の注意を払い対応しています。