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2005年10月29日

2005年10月29日にDAISAN社長松井孝悦の記事が中日新聞に掲載されました

中日新聞

ニーズが技術や製品生む

「うちの名前は知られていないけど、実はいろんなところで使われています」と語るのは、食品や工業製品パッケージのグラビア印刷やラミネート加工に取り組む大三紙業の松井孝悦社長(46)。冷凍食品のパッケージや中華まんの敷き紙、野菜の包装フィルムなど身近な物に技術が生かされている。
(聞き手・佐藤 あい子)

---野菜の包装フィルムに生産者コードを印刷しているそうで。
 食の安全安心を追求する時代なので、消費者が生産履歴を確認(トレーサビリティ)できるための工夫です。長野県産のシメジを覆うフィルムに四けたのコードを印刷したロールを使い、特許出願中です。コードを農協に問い合わせれば、誰が作ったかが分かります。
---肉まんの敷き紙に携帯電話のサイトにつながるQRコードを印刷。アイデアはどこから。
 お客さんのニーズにあります。どうすれば実現できるかを考えていると、これまでにない技術と製品が生まれるんです。あの会社に持って行けば何とかしてくれると思ってもらえるよう、誠心誠意対応することが大切だと思ってます。社内の情報の共有化も欠かせません。電子メールで業務日報を交換するほか、開発中のテーマについてアイデアを出し合います。
---農業や食品のほかには。
 工業製品にも使われています。カセットテープの内部シートやフロッピーディスクの部品のほか、社名を入れたテープなどでもうちの印刷技術が使われてきました。大きなものでは、屋根材に使うシートが急成長しています。
---企業としてこれから目指すものは。
 規模は大きくなくていい。ユニークで強い会社を目指したい。うちは商品に社名は出ないし、ブランド力はない。となると価格競争しかないが、石油価格の高騰。いかに誰も作らないものを作って付加価値をつけるかが勝負です。

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大三紙業 1938年、和紙などの卸売業として豊橋市神明町で創業。台湾も含め国内500社と取引。95年、中国天津市に加工拠点を設立し、国内11カ所に事務所と工場を持つ。売り上げは約60億円。社員約180人。豊橋市雲谷町。
(中日新聞平成17年10月29日付「けいざい三遠」“社を語る”より)

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